音楽

ふと聴きたくなる曲2

中学の頃と言えば、YMOの音楽との出会い。ご多分に漏れず、ライディーンをはじめて聴いた時の衝撃と興奮。あのような感覚は、生涯なかなかないものです。周りの皆が寝ても覚めてもYMOといった時代だったのではないでしょうか。 謎めいた3人が演出する世界、…

ふと聴きたくなる曲

オフコースは中学の頃、よく聴いていた時期がありました。どういうわけかコンサートのチケットを手に入れて武道館のコンサートに行ったことも覚えています。その時の演奏がビデオ化されていたのは知っていましたが、今はすぐにYouTubeで観れるので本当にあり…

My Foolish Heart

令和の時代が始まりました。 三日坊主常習犯ですが、気持ちも新たに色々なことに挑戦したいと思います。 何をやっても中途半端なところに不満は残るものの、一生こんな感じというのは客観視できる年齢になりましたので、力は抜きながら、ゆるく研鑽を積む。…

Mr Holland's Opus

私にとって作曲家ジョージガーシェイン(Gershwin)の音楽は、多様性に富んだアメリカそのものを映し出していると言ってよいほど、この2つのイメージがイコールで結ばれています。とにかく華やかで躍動感があり、時には繊細でどこまでも美しい音楽を創った…

Photograph

坂本龍一がアントニオカルロスジョピンの家で録音した「CASA」というボサノバのアルバムを久しぶりに聞いてみました。このアルバムが発表されて間もなく開催されたモーレンバウムとのライヴに足を運んだのを覚えています。ボサノバの魅力を最大限に引き出す…

「Alfie」

バートバカラックの名曲「Alfie」は多くのミュージシャン、シンガーに歌われてきましたが、個人的には、今回紹介するバーブラストライサンドによるテイクが好きです。お馴染みの映画「追憶」の主題歌でも彼女の歌唱力は認められていますが、艶のあるヴォイス…

My Song

キースジャレットの曲を紹介します。曲名はありふれてますが、開けてびっくり玉手箱といった感じでしょうか。口ずさみたくなるような聴き心地良いメロディでありながら、やはり彼の音楽に対するみずみずしい感性が随所に現れ、誰にも真似できない極限の美的…

The Four Season Recomposed

ドイツ人作曲家のリヒターによるビバルディ―「四季」のリコンポーズが聴きたくなる季節になりました。自分は春に生まれたこともあり、春(Spring1~3)に特別な思い入れがあります。まさに再構築された抒情的なメロディーとともに、記憶のどこかにあって、…

「Chan’s Song(Never Said)」

映画ラウンドミッドナイトのエンディングで静かに流れる美しい曲は、ハービーハンコックが作曲した「Chan's Song」です。メロディーはとてもシンプルで、音数も少なく、同じようなフレーズの繰り返しが多いのですが、この曲も何しろハーモニー展開が秀逸で、…

驚異のリハーモナイゼーション

映画「Round Midnight」は、パリを舞台に、ある天才ジャズミュージシャン(デイル)と彼の音楽に魅了されたフランス人デザイナー(フランシス)との交流を描いた物語。主人公はサックス奏者のデクスターゴードンが演じていますが、もともとモデルになってい…

昭和の音楽風景

昭和40年代に生まれた方なら、作曲家宇野誠一郎氏の童謡、アニメソングはその名前は知らなくても一度は口ずさんで歌ったことがあると思います。 すぐに出てくるものでも、ひょっこりひょうたん島、ムーミン、アンデルセン物語、ロッキーチャック、一休さん等…

映画 ボヘミアンラプソディ

昨年から話題で、楽しみにしていた映画をようやく見ることができました。 あまりの感動に、もう既に何度も足を運んでいるファンもいると聞いています。 フレディマーキュリーのライブエイドでの素晴らしいパフォーマンスに至るまでの、彼の音楽家としての遍…

耳コピー 2(ノーサイド)

松任谷由実の曲の続きです。 「ノーサイド」という曲もフェンダーローズのイントロからはじまる印象的な歌で、自分的にはBILLY JOELの名曲「James」を思い出すのですが、冒頭だけで、その後はやはり彼女ならではの世界が展開されます。特に凝ったコード進行…

耳コピー(ひこうき雲...)

2018年大晦日の紅白でのご健在ぶりを拝見して以来、久しぶりに松任谷(荒井)由実の曲を聴くようになりました。彼女の曲はいつもどこかで耳にしているような気がするので、あまり意識的に聴こうとは思ってなかったのですが、「ひこうき雲」を改めて聴きなお…