Photograph

坂本龍一がアントニオカルロスジョピンの家で録音した「CASA」というボサノバのアルバムを久しぶりに聞いてみました。このアルバムが発表されて間もなく開催されたモーレンバウムとのライヴに足を運んだのを覚えています。ボサノバの魅力を最大限に引き出す均整のとれた理想的なサウンドでした。教授のピアノは、練りに練って無駄な音を一切排除したかのような非常に完成度の高いアレンジで、本当に流石としか言いようがありません。そういえば、コンサート閉演時、出口で槇原敬之とばったり会いました。

ジョピンの曲では、このアルバムにある「Photograph」を一番聴いているのではないかと思います。メロディーラインがどこか哀しくも美しく、甘く微かにハスキーがかった歌声が静かに語りかけてくるようで、心地よいブラジルの風?を受けているようでもあります。

ブラジルはまだ行ったことがありませんが、ギリシャサントリー二という島を訪ねた際、まさにこの曲を聴きながら夕日を見たのですが、筆舌に尽くしがたい感動のひとときを味わいました。

もうひとつおススメは「As praias desertas」でしょうか。自分が行った赤坂のライブでの演奏だと思いますが、教授のピアノとチェロ演奏、素晴らしいですね。

 

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カーザ

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