My Song
キースジャレットの曲を紹介します。曲名はありふれてますが、開けてびっくり玉手箱といった感じでしょうか。口ずさみたくなるような聴き心地良いメロディでありながら、やはり彼の音楽に対するみずみずしい感性が随所に現れ、誰にも真似できない極限の美的世界を創りだしています。
この2009年のライブ演奏は自分にとってOne and Onlyといってもいいくらいの本当に素晴らしい名演だと思っています。特に4分以降のインプロビゼーション（即興）はまさに神がかり的な圧巻の演奏です。紡ぎだされるフレーズがまるで壮大なストーリーを語っているかのよう。いつも聴きはじめは、ただ疲れをいやすのが目的のはずが、いつのまにか彼の音楽の世界に没頭し、熱狂してしまうため、かえって寝不足になってしまう始末。。それぐらい聴きごたえのある深遠な音楽を創造し、奏でてみたいものです。
