耳コピー（ひこうき雲...）

2018年大晦日の紅白でのご健在ぶりを拝見して以来、久しぶりに松任谷（荒井）由実の曲を聴くようになりました。彼女の曲はいつもどこかで耳にしているような気がするので、あまり意識的に聴こうとは思ってなかったのですが、「ひこうき雲」を改めて聴きなおしてみると、妙に懐かしい世界が眼前に広がって、エセ音楽屋として大変インスパイアされたのでした。＊うまく言えないのでインスパイアという和訳しにくい言葉に逃げました

自分はインスパイアされると曲を耳コピーしないといられないタチなので、今更ながらコードを確認してみました。

ひこうき雲

サビの部分　空にあこがれて　  　空をかけていく～　

                             E♭maj7  Gm Cm   　Gm B♭m7 　A♭maj7

かけて～のところのコード（B♭m7)を聴いて松任谷正隆さんが結婚を決めたという有名なエピソードがあるとおり、この部分の盛り上がりは良いですね。Ⅱ(B♭m7）⇒  　

V7(E♭7 省略）⇒I (A♭maj7)　というツーファイブモーションが絶妙かつ自然に使われているのが印象的でした。

理屈抜きにメロディが良いのと、細野晴臣のベースをはじめ、ティンパンアレーのバック演奏、編曲も素晴らしい。

最近、やや掴みどころのないジャズばかり興味が向かっていたので、こういう曲を勉強すると、原点に戻れるようで、新鮮な気持ちになれます。