英語

ORIGIN

DAN BROWNの「ORIGIN」を読み始めました(まだ50ページほどですが)。今回の舞台はスペインでしょうか。彼の作品は全て読んでいますが、毎回学術的な蘊蓄を含むスリリングなストーリー展開にいつもワクワクしながら読んでいます。また英文も比較的平易なので…

記憶に残る英文

大学受験時に取り組んだ英文問題に以下のようなものがありました。当時難しくて全く歯が立たず、悔しい思いをしたのを覚えています。後にこの文章の出典がジェーンオースティンの「高慢と偏見」であることをネット検索で発見したのですが、考えてみると1800…

Recasting

実践ビジネス英語4月12日分は、いつものようにビニエット5回分を通しで聴いて、杉田先生とヘザーさんのTalk to Talkに進みましたが、いずれも興味深い内容でした。特にヘザーさんの6歳になる娘さんへのバイリンガル教育にまつわる話は大変参考になるものでし…

長寿番組

けっしてまじめなリスナーではありませんが、杉田敏先生のNHKビジネス英会話とは番組のスタート以来の付き合いになります。始めたころは、スキットをテキストでゆっくり読んでも理解できない部分が多かったほど自分の英語力は低かったのですが、30年も過ぎる…

傑出した英語力

"Incessant is the change of water where the stream glides on calmly: the spray appears over a cataract, yet vanishes without a moment's delay . Such is the fate of men in the world and of the houses in which they live. " 「ゆく河の流れは絶…

英語教育大論争

英語教育に携わっているわけではありませんが、この本を読む度に、これからの英語教育について色々と考えさせられます。旧来の文法・訳読中心の英語習得(渡部案)とオーラルやリスニングを重視したコミュニケーション英語の習得(平泉案)のどちらを優先す…

浜辺の少年

“I do not know what I may appear to the world, but to myself I seem to have been only like a boy playing on the sea-shore, and diverting myself in now and then finding a smoother pebble or a prettier shell than ordinary, whilst the great o…

斬れる英語

英語との付き合いは長いですが、英会話については、とても堪能などとは口が裂けても言えないのが実情です。英語の資格試験では、通常2次試験で口頭での表現力が試されますが、相当苦労しました。お金を払って何度も受験する余裕もないため、邪道ですが、私淑…

Not A so much as B

"In such a case, it is often not the thought that strikes us as familiar so much as the way in which the thought is expressed" 英文標準問題精講の35番の抜粋です。タイトルにある表現を「AというよりもむしろB」と構文、または慣用表現として覚えて…

The wonderful cool something

標題の英語は、ヘレンケラーが言葉というものの存在を認識した時(That living word awakened my soul)に、手の上を流れる水を表現したものですが、突然開かれた世界への驚きと喜びが映し出されているようで、初めて読んだときに素直に感動したのを覚えてい…

T.S エリオット

バージニアウルフのついでに、もう一つお気に入りの英文を採り上げます。 「英文の読み方、味わい方」で最も繰り返し読んでいるのが、文例40のT.Sエリオットです。上田氏の解説には「彼の批評の文章は用語が厳格適正で、論理の展開が緻密である点に特色があ…

バージニアウルフ

新潮選書「英語の読み方、味わい方」(上田勤 行方昭夫)の文例34にバージニアウルフの英文(A Room of One's Own)が採り上げられています。上田氏が「頭のいい才気縦横といった文章を書く」と紹介していますが、実際に読んでみて、使われている語彙や、比喩…

英文の音読

「英文標準問題精講」の9番にはスタインベックの「East of Eden」の抜粋があります。 この文もお気に入りで、今でも繰り返し音読しています。 " The preciousness lies in the lonely mind of a man" 「尊いのは個々の人間の独自の精神である」 最後のこの一…

The Private Papers ~

英語の勉強を始めて、最初に印象に残った英文は、自信をもっては言えないのですが、恐らく、旺文社の「英文標準問題精講」の5番だったと思います。もうかれこれ35年ぐらい前の話です。 ”Moving homeward by a new way~”からはじまる5行程度の短文でしたが、…