イギリスエッセイ

近所の図書館で行方昭夫氏の「たいした問題ではないが」と「原文で楽しむ英文読書

術イギリスエッセイ編」を借りて読んでいます。

英文標準問題精講にも多くの英文が収録されているおなじみの作家4人のエッセイ作品集ということで、以前から読むのを楽しみにしていました。

まだ途中ですが、AAミルン(くまのプーさん)の妄想系?エッセイはいずれも期待以上に楽しめました。彼のエッセイ集はぜひ原書で購入したいと思います。

その他、ガートナーの五月礼賛の記事を書こうとしながら、周囲の自然、生物に気をとられ結局書けなかった失敗話「怠惰について」、ルーカスのBankerをBakerと印字したことが発端となった一騒動をユーモアに描いた「N一文字の悲劇」が気に入りました。

 それと思ったのが、やはり原文の方が、翻訳が必要となるため、表現を細かく見ることが出来て自分には合っているようです。翻訳だと、どうしても漫然と読み進んでしまい、特にエッセイのように日常生活の些細なことを扱う文章の場合、あまり後に残らない気がします。

  

東大名誉教授と原文で楽しむ 英文読書術 イギリスエッセイ編
 

 

たいした問題じゃないが―イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫)

たいした問題じゃないが―イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫)